新緑の季節ですねぇ。
私の住んでいる京都は山に囲まれているので、どこにいても美しい緑が目に入ります。
その景色を目当てに、例年であれば各所より大勢の人が訪れますが、今はほぼゼロです。
そして、仕事で週に1~2回は通るこの道が、例年であれば渋滞するので避けるところなのですが、ガラガラなのでこちらを通っています。

ここは、嵐山の渡月橋から桂川の左岸を1キロほど下った所なのですが、そんな訳で一番良い季節にはこの景色を見逃してしまっていますが、改めて観ると観光に来られるのも良く分かります。
確かに良い眺めです。

それと、写真の中央やや左にある一番高い山を見ると、思い出すことがあります。
京都の子供なら、一度は聞かされた事のある昔話です。
それは、京都市の西にあるこの愛宕山と、東にある比叡山のお話です。
京都で一、二を争うこの二つの山が、どちらが高いか背比べをしました。
どちらも自分の方が高いと口論になった末、比叡山が怒って愛宕山を殴ってしまったのです。
その結果、愛宕山にたんこぶが出来てしまい、その分だけ愛宕山の方が高くなった、というお話です。

またお越しいただけるようになれば、この昔話を思い出しながら、ご覧になってください。